終幕
〜 卒業検定 〜
2005/12/10
本日は卒業検定。減点法で70点以上で合格、70点未満で補修行きです。今回受けた土曜の卒業検定は午前8時50分の集合。余裕を持って8時10分頃からエリミVの暖機開始。冬場の朝ともなるとしっかり暖機しないとまともに走れないエンジンです。購入後初の冬場はそんなこと無かった気もするんで、これも立派な中古バイクとなった証なんでしょうね。
クソ寒いなか震えながら教習所まで運転し待合所で8時50分を待ちます。ここまで来るといい加減緊張するのにも慣れてきてしまって、“緊張してるんだけど落ち着いてる”っていうヘンテコ状態です。8時50分を過ぎると卒業検定受験者は放送で呼び出され、まずは教室の中で卒業検定の説明会を30分ほど。一発KOの一覧を出してビビらせにきやがります。
9時30分、15人ほどの受験者(小型、中型、大型、AT限定よりどりみどり)の試験順発表の後、試験開始です。試験は2人の教官で7,8人づつ受け持って同時進行で行われました。そんなわけで7番目とか8番目の人が最後となるわけですが、オレは6番目。とっとと終わらせたいんで最初の方が良かったんですけどねぇ…。まぁしょうがないので前の5人が終わるまでベンチに腰掛け他人の走行を観察。やっぱり他の人も緊張してるんでしょうね、バイクに跨る時点でオレにも判るミスをかます人もいるし、最後の最後で1速のままエンジン切っちゃう人もいます。
そんなこんなで自分の番。とりあえず発進までは問題無し。で、最初のコーナーまでが40km/h区間で「35〜45出すよーに」と言われていた場所です。ええ、緊張していたんでしょうね。メーター読み違えました。50km/h出しちゃいましたよ。あっちゃー、とか思いつつコースを回り、途中の一時停止線で2度目の“あっちゃー”。停止時にバランス崩して右足着いちゃいましたよ。実は自前のエリミVでも結構頻繁にやらかしてるんですよね。本気で凹みつつもその後はわりかし順調にクリア。苦手な派状路は明らかに早かった気もしますが、コカすよかマシということで自分的にはOK。一本橋もそれなりに時間かけて落ちずに渡ったし、スラロームも極端に遅いってこと無く突破です。
停止位置にバイク停めて降りるととりあえず教官が派状路、一本橋、スラロームのタイムを教えてくれました。波状路は4秒台(小数点以下忘れた、5秒以上で減点無し)で案の定減点対象でしたが、一本橋は11.1秒、スラロームは6.1秒でOKでした(一本橋は10秒以上、スラロームは7秒以下でそれぞれ減点無し)。自分の番が終わるとまたひたすらに他人の観察です、結果は判らないながらも試験終わったってことでプチ余裕こいてカフェオレなんぞを飲みながら。
11時を過ぎたころ全員の走行が終わりました。発表は概ね11時30分とのことでそれまでは待ちです。朝9時前から始まって自分の走行は10分かそこいら、他は11時半までひたすら待ち。落ちてたらまたこれやるのかと思うと気分もションボリです。結局発表開始は11時40分頃。「じゃあ今から合格者の番号言います〜」とのことで合格者の番号が順番に呼ばれていきます。5番目くらいでしょうか、オレの番号が呼ばれました。「はい」と返事をしたんですが聞こえなかったらしく、もう一度オレの番号が呼ばれました。
「はい!」
ちょっとデカすぎたかな?と思うよーな声で返事をすると、次の合格者へと番号は移っていきました。
全合格者の番号が呼ばれた後に「実は全員合格だったんですけどね、一応確認のため番号言いました」とかヌカすのはいかがなものかと。最初っから「全員合格」って言いやがれですよ、まったく。発表の後は一人づつ今回の試験評価を言い渡されます。オレはと言うと
・右足着いた ・波状路早すぎ |
の2箇所のみの減点で90点とのことでした。速度超過は何とか見逃してくれたようです。安全確認不足とかでもっと減点されてるかと思ってたんですが、意外と優秀だったようです。発表後は一度解散し、13時40分から卒業式です。昼休みと、まだ免許を持っていない人のための学科試験勉強会があるため2時間近く間が空いているのです。一旦帰宅し、合格した旨をテキトーにメールし13時過ぎに再度教習所へ。これが最後の通学です。卒業式は“卒業式”なんて言うほど大それたものでもなく書類を渡されるだけのものでした。書類一式をカバンにしまい教習所からの最後の帰路、「次のバイクはどうしよう」、「エリミVはどうしよう」、「ってかエリミV楽しいじゃん」、「このままでも良いんじゃない?」、「そういや書類と一緒に入ってた粗品の封筒、中身は何だろう?」とか色々考えごとをしながらのあっという間の帰路でした。
ってか教習所の名前&連絡先の入ったカードケースなんぞ粗品として貰ったところで何処で使えと?